くりっく株365とCFD取引・日経225miniの違い

「くりっく株365」と店頭CFD取引の違い

株価指数を原資産とした証拠金取引には、金融取の「くりっく株365」(取引所取引)と店頭取引(非取引所取引)があります。

店頭取引では、株価指数「CFD」(Contract for Difference=差金決済取引)という呼び方で一般的に知られています。

それぞれの違いを下表にまとめました。

「くりっく株365」 店頭株価指数CFD取引
取引可能時間 原則、土・日・祝祭日(現地株式市場)を除いた毎日
ほぼ24時間取引可能(海外株価指数を除く)
取扱会社によって異なる
税率 雑所得扱い
申告分離課税方式が適用され、
税率は一律20%
雑所得扱い
総合課税方式が適用され、
税率は所得額によって15~50%
翌年度以降への
損失繰越
確定申告により可能(最長3年間) 不可能
損益の通算 証券・商品先物取引などと通算が可能 不可能
投資家保護
一般投資家)
投資者保護基金の対象
~補償金額は、一般顧客一人につき1000万円を上限
適用されない

くりっく株365と日経225miniの違い

日本の代表的な株価指数である日経平均株価(日経225)を対象とする上場物の株価指数先物取引には、金融取の「くりっく株365」の日経225証拠金取引とJPX大阪取引所の「日経225先物ラージと日経225mini(ミニ))」があります。

「くりっく株365」は従来の株価指数先物取引では満たされなかった投資家の皆様からのニーズにお応えできる商品性を備えています。
下表では、くりっく株365、日経225miniの商品性の特徴の違いをまとめてみました。

日経225証拠金取引
(金融取「くりっく株365」)
日経225mini
(JPX大阪取引所)
取引期限 なし あり(約3ヶ月)
金利相当額 受払いあり 受払いなし
配当相当額 受払いあり 受払いなし
取引時間 8:30~翌6:00
(※米国ニューヨーク州
夏時間適用期間は、
8:30~翌5:00まで)
9:00~23:30
取引成立方法 完全マーケットメイク方式 オークション方式
呼び値単位 1円 5円
ロスカットルール あり なし