「くりっく株365」の概要 ~ 「CFD取引」の詳細な解説 ~ CFDとの違い

商品一貴金属・エネルギー・農産物のCFD取引2

商品一貴金属・エネルギー・農産物のCFD取引2

商品一貴金属・エネルギー・農産物のCFD取引
例えば、金のスポット(直物)価格と先物価格を比較すると、それぞれの価格は以下のように提示される場合があります
台スポット価棺
台先物価格
※トロイオンス(≒31.1035g)当たり
1,100.00ドル
1.100.90ドル
スポット価格より先物価格の方が高値となっています。しかし、単純に「現在の価
格(スポット価格)より先物価格の方が高いので、将来金の価格が上昇する」とい
うわけではありません。
なぜなら、実際には、先物価格の決定には数々の要因(市場心理や受渡日までの
現物の保管コストなどの持越し費用)が関係するからです。それらの要因を考慮
して、取引されるべき理論上の価格を「理論値」と言います。

では、金を例にご説明します。
ある宝石商が、顧客から4ヶ月後に金のデザインの注文を受けたとします。
この注文には、100トロイオンス(≒3.11035kg)の金力泌要です。
そこで、金の価格変動リスク(4ヶ月後に金を購入する際、注文を受けた時点で
の引受代金を上回る価格を支払わなければならないリスク)にさらされないため
に原料価格を確定する方法が2つあります。今すぐに金を購入する、または、受
渡日を4ヶ月先にした先物取引をする、のどちらかです。
この宝石商が前者を選んだ場合、金の購入代金が即時に必要となり、宝石商は
ローンを組むなどして資金を調達しなければなりません。ただ、ローンを組むと
すると、ローン金額に対して金利を支払わなければなりません。また、ローンを組
む必要がないとしても、購入資金を銀行口座から下ろす必要があるので、銀行口
座の残高につく利息が得られないことになります。
また、購入後の金の納期までの保管および保険料も、追加費用として考慮しなけ
ればなりません。
一方、先物取引では、金の購入価格は4ヵ月先まで支払う必要はありません。
そのため、ローンによる金利は発生せす、保管・保険費用もかかりません。
ただ、「価格のない商品」は世の中に存在しませんから、先物商品の場合は、これ
らの費用がかかることを考慮して、適正な価格(理論値)が設定されています。
以上を踏まえると、金の適正価格(理論値)の設定は以下のように定義できます: 株価指数先物の理論値は以下のようになります
理論値=直近のスポット価格十金利 十保管/運送費
先物価格は、スポット価格に対して、常に金利等のコスト分を加えた「理論値」と同
水準になるはずです。
もし、先物価格が理論値からかけ離れるようであれば、市場参加者によるアービ
トラージ(裁定取引:市場間や現物・先物間などの価格差を利用した取引)が活
発になり、高い商品の売り(下落)、安い商品の買い(上昇)によって、理論値によ
る適正な価格へと戻っていきます。
株価指数に対する株価指数先物の理論値も、この商品先物と同じ考え方になり
ますが、株価指数先物の場合は保管/運送費は発生しません。
その代わり、商品先物にはない配当金調整額が発生します。
よって、株価指数先物の理論値は、ファンディングコストと配当金調整額が加減さ
れた金額となります。
理論値=現物価格十該当期間内のファンディングコスト
    ー該当期間内の配当金調整額
ファンディングコスト=現物価格×年利×納会日までの残日数/360日
(通常、英国およびシンガポール、南アフリカの指数では365日、その他の
国の指数については360日を分母として計算されます)
それでは、ウォール街株価指数先物を例に、理論値を算出してみましょう:
ウォール街株価指数先物の価格をIC〕、000、ファンディングコスト0.25%、構
成銘柄の配当利回り(配当金調整額)を2.4%、取引終了(納会日)までの残り日
数を72日とします。
理論値=10,000十10,000×(0.25%-2.4%)×72日/360日
   =10,000十10,000×(-2.15%)×0,2
   =10,000十(-43)
   =9.957





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